嗚呼、インドネシア
53話 ワリ・ソゴへの突撃妄想インタビュー
第五章 スナン・ドラジャッドSunan Drajad
スナン・ドラジャッドは兄弟愛と人の輪について教えた人物として知られている。この世の人々にとって最も良いことは、お互いのために役立とうとすることである。
インタビューアー お答え
- 失礼します。スナン・ドラジャッドさん。お休みのところをお邪魔して申し訳ございません。えー、私、度欲…………。
分かっているよ。兄からも義兄からも聞いているから。
- まずはお生まれから。
もちろん、ジャワさ。
- お兄さんのボナンさんは、クーウェート近くで生まれたとおっしゃっていましたが、あなたは違うんですか? そうです。
- あなたは、ガメラン音楽を発展されたと聞いていますが、どのような点で貢献されたのでしょうか。
中東から新しい楽器とリズムを持ち込んだのだ。弦楽器とカシダハンというリズムだ。
- お父様の活躍時期とボナンさんやドラジャッドさんの活躍時期がだいぶ離れているのはどういうことなのでしょうか?
いまここで話すわけには行かないから、自分でもう一度調べてごらんなさい。
- はい、分かりました。調べてみます。

- つかぬ話ですが、いまはあなたの魂はどこにいる人の体内に宿っているのでしょうか。
赤道ギニアにいる約30歳の女性だ。
- 本日は大変ありがとうございました。
スナン・ドラジャッド(Suan Drajad)はスナン・アムペルの息子の一人である。かれは1502年にスラバヤ北部のパチラン(Paciran)にモスクを建設し、社会福祉を進めた人として知られている。さらにガメラン音楽を発展させた功績も忘れてはならない。
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2008-08-31 作成
2015-03-16 修正
 

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