嗚呼、インドネシア |
第46話 ラウ山の聖地Alas Ketonggo |
2008年1月20日にマディウンの友人Ju Hok氏に誘われてNgawi町の南西約17kmにあるAlas
Ketonggoという聖地に行ってきた。ここは願掛けなどの人たちが沐浴に訪れる聖地で、村落から離れたチークの林の中にある。ここはスカルノ元大統領も瞑想を行ったといわれている場所である。 ジャワ人のほとんどがはムスリムだが、ここ数回にわたってお話しているようにジャワにはクジャウエンと呼ばれる大乗仏教の密教の教えが色濃く残っていて、今でもその色が褪せておらず、イスラムでは禁止されていることも一般的に行われている。 |
Alas Srigatiの外部 緯度と経度はS7 30.279 E111 19.501 |
Alas Srigatiの内部 フラッシュが光らなかった。あなたには霊がみえるかな? |
Alas Srigatiの内部 ストロボをたいてもどこかピントがあっていない |
Alas Srigatiから南東に約500m進んだ谷底にある自然石 溶岩に含まれた礫岩。 模様が観世音菩薩にも見える。素っ裸で沐浴しても誰も文句は言わない |
白い龍であるこの川の主が挨拶に来た。 |
左岸にある古い泉 |
古い泉の中。ここもカメラがぶれてしまい写真がうまく撮れなかった |
左の写真から数百メートル上流にあるお寺。主に瞑想に使われている |
ここも沐浴用の泉 Sendang Derajatという名前 |
Sendang Derajatの内部。どうしてもカメラがぶれる。 |
Sidodabibagus窟 瞑想に使われた鍾乳洞である |
瞑想窟の内部。コンクリートで床が舗装されていた |
上の写真の右側。奥の写真を撮りたかったがどうしてもストロボが点灯しなかった |
谷底ではほとんどGPSの電波が届かず位置測定はできなかった。しかし、Alas
Srigatiからはちゃんとした踏み道があるので、道に迷うことはない。 谷底の沐浴場のすぐそばには茶店もあり飲み物や簡単な食事はとれる。いわゆる観光地ではないので非常に安い。 |
先般から続けている、ジャワの聖地めぐりの際の写真にはどういうわけかボケたりブレたりするものが多い。カメラの調整が悪いのかもしれないが、ストロボが光ったり光らなかったりする。 そこにいる霊が邪魔しているようにも感じるのである。 |
2008-01-21 作成
2015-03-15 修正