嗚呼、インドネシア
第10話 バティックカユができるまで

 2003年8月から9月にかけてジョグジャに遊びに行った時に工房で撮影したバティック模様の木製品をつくる工程の写真を掲載するのをずーっとサボっていました。ごめんなさい。
 インドネシアではこの種の工芸品をBatik Kayuと呼んでいます。製造工程を示した写真はお面ばかりですが、その他にはサンダルなどもあります。
 この種類の製品を作り始めたのはここ十年間ほどのことだと聞いています。この工房はジャカルタの展示会にも出展しています。

 さて、お面を例にとって色付け作業を一つ一つ説明していきましょう。

他の工房で彫り上げた無彩色の木製品に着色のための下書きをします。

下地を塗り「目止め」します。

バティックの特徴のポチポチと蝋をつけていきます。右側に見えるのは溶けた蝋の入ったお鍋です。

二度目の彩色のための蝋付けです。

まだ完成品ではありません。絵の具を乾かしてる中間工程です。

これもまだ仕上げが終わっていません。

まだまだ乾燥中です

これが最終製品です

途中の工程のものも商品として売られています。

このような木製品もあります。小たんすです。

小引き出し

鏡つき化粧箱

Ryan’s Exclusive Wood Batik Painting & Stone Craft
社長のZuhudi(ズフディ)さん(2003年当時)
実物はもう少し若くみえる親切で礼儀正しい方です

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2003-10-24作成
2015-03-02 修正
2016-08-22 修正
 

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